Breaking Bad Season 5

『ブレイキング・バッド』の最終シーズンを観終えました。

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なぜだか、こういういかにもアメドラな写真が似合わない…。

嵐の前の静けさならぬ、嵐の後の静けさを堪能したラストだったと思います。

ウォルトは自分の才能を活かして、名声を得ることがうれしかったんでしょうね。その充実感は一時期、末期がんすら消しました。しかし、末永く幸せに暮らしました…とは行くはずなく、怒涛のクライマックスへ。していることは悪いんだけど、ウォルトのこの顛末は周辺の凡人に足を引っ張られた感じがぬぐえません。

なんといってもジェシー・ピンクマン。メンタル弱すぎ…。こういう人はウォルトのような天才に会った時が最期なのでしょう。無駄な後始末と無駄な殺人は、ほぼこの人のヘマと逆上が原因。ガスが常々「チンピラ、ジャンキーとは縁を切れ」と言っていたのにできなかったウォルトの弱さも悪いんですけどね。その点、弁護士のソウルは悪事によく付いてきました。

それから、ハンクとマリー。亀生首が怖くなってエルパソに行かなかったくせに~と何度思ったことか。「絶対にハイゼンベルグを捕まえてやる!」は仕事熱心でいいけど、プレステージなリハビリを受けられたのがハイゼンベルグのお金と知った後の態度がひどかった。マリーだって夫がDEAの前線にいるんだから、銃撃戦で死ぬことぐらい覚悟しておいてよと思いましたね。最後の最後まで困ったちゃんでした。

あとは家族。ウォルトの才能は、スカイラーの想像を遥かに超えていました。ダイナーでウェイトレスをしていたところをウォルトに拾われた人ですから、天才の妻になる器はないのです。乳児がいるのに当てつけで喫煙しまくりってヤンキーみたい。シーズン最初の頃はお金がない、贅沢な暮らしがしたいって文句ばかりだったのに。ちなみにこの人の老けっぷりは目を見張るものがありました。美人枠のはずが、最後はおじさんにしか見えません。

息子にも猛烈に嫌われてしまいましたね。ハンクが簡単に歩けるようになったわりには、彼はずっと杖をついたままです。なんとかならないのかしら?

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大金が入ったドラム缶を転がして荒野を進む。

自分が死んだ後も家族がお金に困らず暮らせるように…。ウォルトはしがない教師ですから、その動機は別に悪くないと思います。だけど、必要なお金を稼いだ後は、もう自己満足の世界でした。スカイラーにもメス作りが好きだったと告白していました。自分だって、優秀な化学者で大企業の重役だったかもしれない。その劣等感が、たとえ悪であろうと帝国を築き上げる原動力になったんですね。

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マット・デイモンをぶさいくにしたみたいなトッド、なんだったんでしょう。列車強盗のシーンはおもしろかったけれど、よくよく考えてみれば無駄な殺しをしたのも無駄に死んだのもほとんどこうしたチンピラだったような。なんとなくスキニーピートと友達が死ななくてよかったです。

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マイクおじいちゃん…。

Breaking Bad Series Finale Elliot and Gretchen 1
ウォルトを会社から追い出したエリオットは、ミカドの飼い主だわ!ナイジェル!

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「彼の貢献は会社名を考えただけ」なんて、人を陥れるようなことをしてはいけないと、私は改めて思いました。

——
Calm after the storm. This is what I thought when I finished all episodes of Breaking Bad.

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