Arcade Fire ‘Reflektor’


「私、もう待つのに疲れちゃった…」

フィクションではよく見聞きするものの、個人的には一度も使ったことがないフレーズのひとつを使いたくなる。アーケイド・ファイアは私にとってそんなアーティストです。ラナ・デル・レイやアデルがおそらく何度トライしても日本やアジアを好きになれずに来日をすっぽかすのとは違って、本人たちに非はありません。パッと見、パッと聴きで満場一致のポジティブ意見を得られるバンドではないので、ポテンシャルに気づけないことも理解できます。だけど、結果として、彼らがメインストリームを駆け上がった6年の間に一度もライブを観られなかったことは残念で仕方がありません。おまけにやっと来日が叶った時、つまり今、バンドはネクストレベルに向けて出航済で、自分は見事に置き去りにされてしまっておりました。

新譜『リフレクター』に「脳天を突かれるような何かがあったのかしら?」と思うほど大きな変化を感じました。葬式、牧師、郊外など、これまでのアルバムにもそれぞれ強烈なテーマがありましたけど、今回はそういうものとは違うと思います。出だしの’Reflektor’なんて、リリー・アレンのカリプソかと思いました。南国リゾートっぽさが漂っているのは、どこかのインタビューで読んだようにウィンのハイチ体験が影響しているのでしょう。全体的に長尺なのも特徴的。ライブではフリースタイルの即興を楽しむ時間になりそうです。

いろいろなところで「’Joan of Arc’のベースが最高!」という褒め記事やコメントを確認しています。確かにいいですね。だけど、私は’Normal Person’の盛り上がりパートのトゲトゲしたギターとか、’Here Comes the Night Time II’の海辺で甘いアルコールをいただいている感じにいつも手が止まります。プロデューサーのひとりが数年前のホワイトで涙のお別れをしたLCD Soundsysemのジェームスらしいんだけど、今のところ特にジェームスを感じてはいません。

久しく実物を目にしていないが故の変化に付いていけてない感は、どうせライブを観れば消えるでしょう。私もアーケイド・ファイアは2回しか観たことがないので100% sureではないのですが、たぶんジョン・メイヤーよろしくどんなアルバムでもライブは底抜けに楽しいバンドなはず。超絶人気曲’Wake Up’ や’Rebellion’ は私も大好きですが、それで終わらないライブを期待しています。もう今はそれよりいい曲がラストだよ!みたいな感じで。でも、やっぱり日本での人気はイマイチみたいですね。フジの土曜が売り切れていないようです。残念。単独でいいよ!と言いたいけど、前の来日の印象が悪くてピンは嫌なのかな~と思ってしまいます。まっ、残念ということで。

私にとってはもはやコレクターズアイテム的存在⇒Reflektor ¥1,659

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I couldn’t get any opportunity to see them live in this six years. It’s just disappointed because they’ve changed a lot, of course in a positive way. But anyway, six years is toooooooooooo long. That’s the only thing I wanted to say today.

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