House of Cards season 1

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Netflix独占配信でのネット作品なのに、100億円も製作費をかけちゃったデヴィッド・フィンチャーの初ドラマ監督作品、『ハウス・オブ・カード』です。

『セブン』とか『ファイトクラブ』の監督ですね。個人的にはそれほど…という程度。だけど、話題性がありました。製作費が話題になった『ゲーム・オブ・スローンズ』でも総額80億円、1話で6億円と言われています。しかし、忘れないでください。こちらは壮大な世界観が人気のダークファンタジーです。存在しない世界を作るのに、まずお金がたんまりかかります。一方のフィンチャーは、ワシントンDCを舞台にした現代劇で100億円を使ってしまったのです。凝り過ぎた故、いろいろな箇所が圧迫されたのでしょう。他に、有料ケーブルチャンネルとしてはマイナー系のイマジカが総力か圧力をかけて(たぶん)放送権を獲得した作品であることもポイントでした。普段は時代劇や日本の名作を中心に放送している渋いチャンネルのはずです。そんないぶし銀の魅力があるのでは?と期待が募りました。

大統領選で力を付くし、現大統領からの信頼も厚いケビン・スペイシーが、約束されていた国務長官就任をなかったことにされて激怒、復讐していく物語です。元はイギリスBBCの作品で、どこかで数話観た記憶があります。本家でのケビンの役はもう少しおじいちゃんだったような。あと、“鼻で笑う”みたいなユーモアもあった気がします。それに比べると、お決まりの“画面を観て本音を語るシーン”にですら、アメリカ版ではストレートに殺意を感じました。ケビン・スペイシーが本気すぎます。

面白かった♡

ネットフリックスでの独占&シーズン全話一挙配信という公開形式

ネットフリックスは、日本にはない動画配信サービスです。Huluの競合相手とされますが、加入者はこちらの方が多い。有名映画監督が携わった新シリーズを、ネット配信に取られたケーブルはショックだったでしょう。しかも、ネットフリックスは従来のテレビシリーズの放送方法を無視し、一気にワンシーズン13話を提供しました。ケンカを売っています。録画するのが面倒なので、早くこの方法を常識にして欲しいです。

クレア(ロビン・ライト)の衣裳





美人でも若くもありません。にも関わらず、プラチナブロンドのショートヘア、タイトなワンピース、イヴ・サンローランのミューズとルブタンでキメたON時はもちろん、ナイトガウンやランジェリー姿といったOFF時もため息ものの美しさでした。おそらく夫以上の野心家でしょうが、それを秘めた感じ、時折チラ見えしてしまう感じ。これが作品中一番ミステリーだったと思います。

「VネックTシャツにプッシュアップブラなんて手に、今時誰がひっかかるのかしら?」

このシーンがベストかもしれません。

バーベキュー スペアリブ

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南部出身の叩き上げ議員、ケビンのソウルフードとして登場します。都会の知る人ぞ知る名店的な古びた店内や、良い意味で適当に出されるスペアリブの描写が素晴らしかった。それを美味しそうに頬張るケビンはナイス!普段肉食でない私でも、あんなジューシーなスペアリブが東京にもないものかしら?と探して食べに行きたくなりました。

まぁ良しー

フランシス・アンダーウッド=ケビン・スペイシー

トップ画像のてっぺんが寂しそうなおじさんのこと、念のため。本作が話題のひとつです。役にのめり込む俳優です。徹底して復讐に燃える野心的な議員を演じていました。本当に策略がひどい。人が死んでも大したショックは受けない方のようです。子供も大嫌い。怖ーい。

勘弁して…

終わり方

ひどいの一言。続シーズンを予感させるエンディングはよくありますが、これからまさにジャーナリスト陣に逆襲して欲しいところでした。「国務長官の座を反故にしやがったな、ふざけんな」「えっ、副大統領ですか?」とニヤけるフランシスを失墜させちゃうの?キャ―!ただ、ドキドキわくわく!となりながらも、時間的に来シーズンに持ち越される予感がしたのも事実。ここまではシーズン1に収めて、さらなる部分をシーズン2で描くべきでした、とハリウッドの売れっ子監督に文句を言ってみます。

ケイト・マーラ

ルーニーよりも灰汁が薄い分、パンチもない姉。新聞社のブログ担当でも充分恵まれていると思いました。記事を書かせろと常に不満で野心もむんむん。そんな彼女が女を出汁にケビンに近づいて、ネタを入手。すっぱ抜きで一躍トップ記事を書くようになるんですね。しかし、ケイトは背が低いし幼児体型の童顔。装いにも色気のかけらもなく…。ケビン・スペイシーとの絡みでは、幼児趣味の変態おっさんにしか見えませんでした。ミスキャストです。彼女が所属するスラグラインのトップの方がセクシーだったと思います。

こんな感じです。ハウス・オブ・カード(House of Cards)って、トランプの家のこと、転じて“物事がもろい状態”のことですよね。どれが?というより、ほぼすべてがもろい気がするのに、ハラハラした感じがないのが不思議な作品です。

(余談)

ジリアン役のサンドリーヌ・ホルト(Sandrine Holt)は、『ホステージ』の軟禁犯も演じていますね。すらっとした長身とアジアとヨーロッパがミックスされた容姿が素敵。


ダメ男ピーターの秘書で恋人のクリスティーナもキュートでセクシーだった。演じたのは、アメリカ女優のクリスティン・コノリー(Kristen Connolly)。ブロンド顔じゃないのにブロンドなのところが絶妙です。堅い仕事の女性はネイビースーツが似合いますね。

ハゲとチビばかりのホワイトハウスには美女ばかり。これまた世の不思議です。

—–
I finished watching the first season of ‘House of Cards.’ It was like 3/5 for me. Specially I was disappointed in its ending. But spare ribs and Claire’s wardrobe are superb.

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