Cut Copy ‘Free Your Mind’

チープなお手製ジャケ(蛍光黄緑のたぶんEP)、再びお手製ジャケ(Bright Like Neon)、やや作品っぽいジャケ(In Ghost Colours)、初めての超絶洗練されたアートワーク(Zonoscope)と流れてきたカットコピーの新作ジャケです。先行で出てきたデザインから予想できていました。うわっ、きたなと…。強烈です。紙ジャケをゆっくり動かしてみると、微妙にキラキラしているがわかります。目が慣れたのか、今では不思議と素敵なジャケに見えています。

中身と合っていると思ったのです。今回は微塵の迷いもなしに、エレクトロ・ポップ、シンセポップの道を突き進んでいます。1枚まるごとピュアサウンド。第一印象はミッドテンポでおとなしめですが、いざ1曲目から聴いてみると曲と曲のつながりの素晴らしさに気づきました。

出所不明な古臭さはもちろん健在です。ギーク系のこだわり君なので、いつクールで時に難解なアシッド方向に転がってもおかしくないのに、カッターズ、というかダンはいつだってわかりやすい歌謡曲街道まっしぐら。声そのものは艶があって素敵なのに、あのボーカル…。そこそこキャリアも長いのに、未だに平気で裏返ります。そこが胸キュンで、クサめの歌詞を待ち望んでしまう感もあります。「ヘイ、ユー」とかね。何年も聴いているとクセになってしまうのです。

『Meet Me in The Morning』に熟練を感じました。『In Memory Capsule』も素敵。『Hearts on Fire』『Lights & Music』で彼らを知って、ライブで跳ねるのを楽しんだ日本以外のファンには物足りないかもしれません。でも心配は無用です。カッターズはライブではいつだってクール皆無。ジャンプジャンプ、腕上げ腕上げ(まだあれば)、声裏返りっぱなしのアツアツに変貌します。たぶん、ライブでクールに徹しないのは、よくDJもやってるからだと思います。音源とライブのギャップは彼らの魅力のひとつ。とは言っても、もう日本に来る確率は限りなくゼロに近いかなと。何がどうしたら「まったく来ない」という今の状態になるのでしょうか。普通の会社員的評価制度で考えてみても、評価は「マヌケ」か「利己的」しか考えられない失態だと思います。

前作と同様に、アメリカでのプロモーションがすごいです。主要トークショーはもちろん、地元オーストラリアよりも断然多くのメディアに出ていますね。アメリカのメディアはライブストリーミングもよくやっているんですけど、特に東海岸タイムは就業中でどうにもこうにも手が出せないという悲しさです。彼らが言うとおり「心を自由に」じゃないけど、体ごともっと自由になれないかしらと毎日考えている今日この頃です。

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I got Cut Copy’s 4th studio album ‘Free Your Mind’. I don’t expect to see them live here in Japan. It’s sad but I’m okay. I just need a plan to fly somewhere welcomes them!

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