TVXQ at Saitama Super Arena

誰でも6500円くらいする昨今において、8500円の価値はあると思いました。
韓ドラこそ観るようになった最近ですが、POPの方は未だ聞きません。ただし、妹に頼まれて取れないと噂のチケット争奪戦に参戦する間に、意地でも観たいと思い始めたのです。なぜかって?どれだけ応募しても、かすりもしないからです。フジの早割なんて比ではありません。妹分は早々にドームを確保できたので安心しましたが、勝手知ったるスーパーアリーナに入れないというこの上ない屈辱を感じていました。

そこに妹からお誘いが来たのです。「ラストで申し込んだ見切れ席が当たった!だけど、よく見たら「見切れ体感席」だった!」と。何それ?ですよね。見切れのさらに見切れです。もうこれ以上売ると消防法に引っかかりますという、恐ろしい売れ具合。近い記憶を掘り返して言えば、 MUSEのマシューが1人でギターを弾いた袖位置の真横ですね。あの時はあの横がガラ空きでしたが、あそこを最上階まで売り切っているんです。当然ステージはきちんと見えません。体感するだけです。ただし、アーティストがステージ袖に来た時は、人生最短距離かつ同じ目線の高さで彼らを見られる神席。そして、客席に繰り出した長い花道型ステージでパフォーマンスをする時は後ろ姿を、登場前のセットに潜む姿を見られるレア席。1曲目の’Fated’では、吊るされた2人を横から見られましたからね。私のライブ史でも初の変席だったのが、この公演のおもしろさの1つ目でした。

そして2つ目。そのライブ史において、大御所からインディ、アイドルまでいろいろなパフォーマンスを日本も海外もいろんな場所で観てきました。その中でも、超を越える超満員のスーパーアリーナが、暗転と共にペンライトで真っ赤になった瞬間は絶景でしたね。(私は、妹が実家から持って来た在庫を拝借)ステージからいきなりドカンと煙が出て、近いものだから耳痛い。さらに大きな一発には炎付きで結構熱い。笑いました。にわかファンだからライブ構成がわからず、心の準備ができないのです。
ステージのデコレーションはそこまで凝っていないんですが、舞台装置にはお金がかかっています。大規模な花道はいろいろなライブにもある物。それが上下したり、回ったり、移動するのがなかなかすごかった。決して最前が良席ではないタイプのライブです。アリーナの四方にもかなりの距離が取られていて、そこをアーティストを乗せた車両が通れるようになっていました。4階とかの客もそれなりに近くで見られるように考えられているんですね。感心しました。

さて、パフォーマンス。予想外に生歌はあまりうまくなかったですし、予想通りに歌ってない曲、部分も多かった。だけど、まもとに歌えてたまるか!という見事なダンスです。特に群舞の美しさはかなりのもの。日本人のバックダンサーも合わせて、全員男で迫力満点です。当の2人は長身、小頭、長い手足と申し分のないプロポーションと抜群の運動神経で、ダンスパートはブリトニー・スピアーズの全盛期レベル。ブリトニーは生でも歌えますが、日本人体型で見劣りがします。その辺を足し引きすれば、この2人はアジア圏で囲っておくのはもったいないと私は思います。
ツアー中、セットリストは変えられないでしょう。すべてを完璧に予定通りに進めないと中止になるタイプです。スタッフが逐一進行表にチェックを入れる場面を何度も見ました。イントロで出来のいい映像を仕込んできます。先日ブランチを見ていた時、スターウォーズが好きだと言っていたことを思い出しました。マトリックスを彷彿させる物もありましたね。私はユノが顔を洗って、チャンミンが風船飛ばして女に騙されるのが好みです。

そして、セットリスト。日頃、洋楽のロックやエレクトロ、ポップスに慣れ親しんでいる皆さん。心の準備はいいですか。
01 Fated
02 ANDROID 
03 Superstar 
04 I Don’t Know 
05 STILL
06 Duet 
07 One More Thing
08 Y3K 
09 Purple Line
10 Humanoids
11 I Know
12 Heart, Mind and Soul 
13 One and Only One
14 Rat Tat Tat
15 YUNHO(新曲ソロ)
16 CHANGMIN(新曲ソロ) 
17 BLINK
18 Survivor 
19 Share The World
20 Sky
21 逢いたくて逢いたくてたまらない 
22 Catch Me -If you wanna-
encore
23 Why? (Keep Your Head Down) 
24 OCEAN 
25 SHINE 
26 ウィーアー!
27 Summer Dream 
28 In Our Time
拾い物なので、間違っていても責任持ちません。

新譜は全部やるんですって!全28曲。アンコール6曲。経験上、本編10曲+アンコール2曲、1時間30分が業界水準だと思います。こちらは3時間。長過ぎます。なかなか取れないチケットで観に行って、少しでも長く観ていたい気持ちはわかる。だけど、アーティストはボロボロでしょう。1日8食、理解できます。実際、私が観に行った日はユノが具合が悪いと告白。あの運動量と公演数の多さ、そしてツアー間隔の狭さを考えると…、こき使われてるなという印象です。大人年齢で我慢もしてると思うし、笑顔を絶やさないプロだし、いい人そうなので、ビーバーのように突然ぶっ壊れないといいなと思っています。

そうそう曲の話。私ベストは’Y3K’だったと思います。ひどい日本語タイトルですが、’逢いたくて逢いたくてたまらない’もいいんですよね。この曲の時、完璧に私の周辺にチャンミンのスマイルが投げられ、一同大興奮。歯がきれいです。あとは、個人的にゲッタあたりにリミッスクをして欲しい ‘I Think You Know’がダンス部分でチロと流れたのが楽しかった。’Tone’を結構聴いていたので、キメ曲はてっきり’Duet’だと思っていました。胸キュンないい曲です。だけど、違いますね。왜ですね。ギターソロにしびれているのは、会場内で私だけでしょう。カニエがリミックスしたら…な妄想バージョンを頭に浮かべているのは私だけでしょう。’Why?’がマックス盛り上がったと思います。太い音がかっこいい曲です。2人の新曲ソロは、タイトルも出ていないくらいです。合唱を促されても、何て言えばいいのかわかりませんでした。

手を叩かず、足踏みもせず、アーティスト名を呼ぶだけの静かなアンコールリクエストには驚きましたが、最もびっくりしたのは終演が挨拶だったことです。決め曲 → わー! → See you! ではないんですよ。ツアーTにジーンズ姿でリラックスした2人が、ファンに感謝をして、手を振り、ステージの後ろに消えて行く。ファッションショーの最後に出てくるデザイナーみたいな感じです。新鮮でした。そして、妙に’元気を出して’風な’In Our Time’をフィーチャーした練習風景の映像でエンディング。これはセンスよしですね。そうなんです。’B.U.T.’がなかった。これは個人的に全盛期のダラス・オースティンにリミックスして欲しいアゲアゲダンス曲。これを観たかったのです。いいんです。ドームツアーの念願がやっと叶ったと2人が何度喜んだことか。しかし、誰か言ってあげてください。ここはアリーナなんです。ドームじゃないんですと。正面中盤くらいでなんとか観られるチャンスがないものでしょうかね。ふー。

おまけ
私の永遠の王子、ボビー様他UKレジェンドのイベントをぽしゃらせた方々に比べれば、この人達のプロモーション担当の方がよっぽど仕事をしています。

物販。
まるでフェス。広場に4面で販売スペースを作成。早めに到着した私たちはまさかの待ち時間0分でした。このストレスのなさ、素晴らしいです。


販促。
5000円以上買うと、2人のどちらかのメッセージ&サイン入りのレシートをもらえます。最低5000円、大抵10000円買いたくなるでしょう。私も妹のために5000円買い、妹の贔屓でない方のサインをゲットしてあげました。ツアスケが入っているバントTを買うのは、私のポリシー。入っていたのです。後は、ネタ用にどら焼きを2箱。これでぴったり5000円でした。どら焼きは顔型に、Tシャツは顔Tにして欲しかった。ファン。熱狂的ファンの数が半端ないので、完全アウェイの私はドキドキしていました。ドームの巨人戦で、中日ファンとの境界線に座った時以来の緊張感です。しかし、予想外にみんなフレンドリーだったのです。まぁ、私の妹とは思えないほどおっとりした妹が足しげく通っているのですから、怖い年増のグルーピーがいるとは思っていませんでしたけどね。年齢層は高め、だけど若い人もいます。男2人組もいますし、お一人様も多かった。見切れ席でも構わないという熱狂的ファンの中ににわかファンの私1名。みんな贔屓がいるけど、どちらかに入れ込み過ぎている感はなく、譲り合ったり謙虚だったりとよい観客でした。

そう、まるでフジロック的に自由で平和な空気。個人的には、グローバル視点で楽曲作成を行えば、アイドルではなくアーティストとしていけるし、世界で稼げると思うライブでした。あと、会場が韓国語、日本語のバイリンガル表記でものすごく勉強になりました。

—–
Japan’s music industry is dying. As you probably know, an new event that featured Blur, MBV, Primals, and other UK legends was canceled. I was not surprised. I don’t know the organizer, but I and foreign music fans around me know why they failed. Event date, venue, ticket price, strategy, and promotion, everything except bands was unattractive. All bands should have been invited Fuji Rock, I believe. Compared with them, the promoters of K-pop is doing their jobs. Good ticket selling, merchandise, and fan club managing. The result can be find easily. Whole tour dates of TVQX this time are perfectly sold out. There isn’t many chance to see full-packed huge arena or dorm at rock band’s concert lately. I think they who failed have a lot of things to learn.

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s