Tame Impala ‘Lonerism’

サイケは好きだけど、サーフはそれほどでもない。だけどテイム・インパラは好き。特にジャケ。あとはなんだろう。やっぱりオージーということで、全体に漂う独特な時代遅れ感でしょうか。
デビュー作で大成功した彼らは、このセカンドではどこかの媒体で年間ベストアルバムに選ばれるまでに大躍進。大衆紙でもてはやされるタイプではないのに驚きです。だって、ものすごくやりたい放題。1作としてのまとまり具合で言えば、ファーストの方がよっぽど玄人っぽかったと思う。勝手に始めて終わってるんですね。盛り上がりの最高潮をどこに設定したのすら把握するのが難しい。だけど、その自由な空気の中を泳がされるのが気持ちいいのです。’Mind Mischief’とかね。

それから歌詞。私が歌詞をいいと思うのは、ぼんやり聴いている最中に「あらっ?」という感じで物語を追いたくなってしまう時です。メロディと歌詞がぴったりと溶けているのが好きなんだと思います。今作でそれを感じたのは’Keep On Lying’でした。これがまたイントロなしで歌開始のくせに、フェードインをするという勝手な1曲。歌い出しが消えてます。

All I give are little clues
Maybe one day I’ll get through
There is nothing I can do
I just keep on lying to you

I only need to say it’s true
Already knew
But there is nothing you can do
I just keep on lying to you

ミニマリズムを突き進んでいます。与えられたものが少ないと、想像するものは多くなるものですね。私の頭にはいろいろな景色が浮かんできます。レイヤー数が多そうなメロディとシンプルな歌詞。その対比も好みなんだと思います。

アルバムとして売ろうとしているアルバムが減る一方の最近ですから、この一見ごった煮な曲たちを1作品としてまとめるだけでもたいした能力。いい具合に肩の力が抜けていて、いい意味で適当でとても自由。私が今一番欲しいものです。

ということで、来ましたね。第1弾。というか、そろそろ第○弾ってやめてくれないかしら?ヘッドライナークラスはまずそうですが、テイム・インパラがフジに移行してくれたことだけでもOKです。彼らがルックス優先のクリマン勢で勝ち残れるのは難しいでしょう。サマソニだったおかげで、まだ一度もライブを観ていません。売れてひと回りして、セカンドで更に売れて巡業を続けて、技術も上がっているでしょう。ぜひホワイトでいきましょう。

—–
Aussie Tame Imapala is one of my favorite bands in recent years. I’m so happy to hear they’ve just confirmed to play at Fuji Rock 13 with brilliant sophomore album ‘Lonerism’. The White Stage will be the best place for them!

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