Fuji Rock 2012 Wrap-up: Day 1

フジロック2012 1日目のまとめ

開始前に「あと○日」という投稿をしていたのは、本当は自分のチェックバンドを毎日少しずつメモしようと思っていたからです。それが予想外の激務になってしまい、ブログはほぼ放置状態。新調すべきゴアテックス等の買い物も全部パスして、必要用品のみやっと出発当日の朝から買い出しに行きました。暑い日だったし、出発前にほぼぐったり。
大きな渋滞にもはまらなかったものの、前夜祭には今年もまったく間に合わず。とにかくリストバンド交換だけは済ませようと、三国峠で恒例の雨に歓迎される中を飛ばしてギリギリで苗場着。前夜祭時点ではありえない長蛇の列ができていました。私の前には立派なクールビズ姿にフジ荷物を抱える男性がいましたね。革靴で苗場って…、やりたくないけど新幹線に飛び乗ったのでしょう。お疲れ様です。

1日目です。完璧に晴れです。
会場に向かう時点で、みんなのテンションがおかしいくらいに高いことがわかりました。だって晴れです。うっかりサングラスと日焼け止めを忘れても、まったく困らないのがフジロック。なのに、朝からビールが欲しい暑さです。最後に晴れたのはいつでしょうか?写真を見返すと、2007年に晴れのグリーンらしきものがあった気がします。毎年行く人の間ではおそらく「このリュック何年目?」「このゴアテックス何年目?」「そろそろ買い替えだよね」という話になると思うのですが、今年ゴアテックスを買い替えた友達はこの時から文句を言っておりました。「少しは降っていいよ」という感じで。

12:30 Ed Sheeran
Tシャツ、迷彩ハーパン、スニーカーという西海岸風のイメージで出てきた時は少し驚いたけど、エド・シーランはいい時代=初期のジェイソン・ムラズを彷彿させるシンガー・ソングライターでした。POPでややラップ、1人でもギター1本でも十分にグリーンのお客を歌わせ、ゆらゆらさせていました。紹介文にも書かれていたようにダミアン・ライスっぽい皮肉めいた感じもある。最高の天気と澄んだ空気にぴったり合った、気持ちのいいひとときでした。’Team A’しか知りませんでしたが、もっと聴いてみたいと思います。

オアシスに戻ってもち豚ステーキ丼を食べる。見た目は肉肉しくて悪くないけれど、おいしくありませんでした。もち豚は元祖のところに限りますね。味がまったくしないのです。ここのお店はビールを買うときゅうりが付いてくる良いお店ですが、メインがいまいちではお話になりません。

14:00 Owl City
ブレイク後のAXだって褒められたものではなかったのに、ライブの度に悪くなっていくアダム・ヤング。元引きこもり君にはありがちだけど、いきなりの大人気で完全に迷走しています。まずは衣裳。Tシャツ、ジーンズ、常時サングラス on。ラフでイケてるセレブ風のつもりなんだろうけど、なんだかね。そして、歌声。ステージが大きいからって、声を張り上げたらOwl Cityではない。ぶりっこ声コーラスの女性とも全然合っていない。最後にパフォーマンス。マイクスタンドにもたれ、大げさな身振り手振りがまるでトム・ミーガン。いや、ミーガンはなんだかんだ言って実力があるからいいのです。このグリーンは何から何までがOwl Cityではありませんでした。他人の私が言うのは、お客としてキャーとならなかったからです。たぶん観客は、彼のキュートな目や繊細な声、自信のなさそうな姿とおとぎ話のような音楽が一緒になって生まれるピュアな世界に萌えるんだと思います。それが皆無でした。私は3度目の正直という気分で挑んだのですが、引導の渡し時は今だと感じました。

17:30 Boom Boom Satellites
ここまでずっとグリーン。特に観るものもないので、今まで一度もフルで観ていなかったブンブンサテライツを観ることにしました。キラキラにデコレートされた幕の「b」がギネスのハープに見えたのは私だけだと思います。この2人はいつも少し不思議な服を着ていますね。ファッションにこだわりがあるのでしょう。ドラムが女性になったのは最近だと聞きましたが、自分たちより目立つ男がいては困るからだろうと勝手に考えました。ルックスも音楽もいい意味で大人向けのアニメっぽく統一されていて、使いどころは広がりそうな感じがします。

19:00 Los Lonely Boys
2006年にフルで観て以来なんと7年ぶり。前ブログからのお付き合いの方の中には、このバンドについての話を覚えている方もいるでしょう。いや、いないでしょうね。一緒に観た友達も「いい」ということしか覚えていませんでしたから。先のクアトロ公演の評判も聞こえていたし、リアムを観るよりはこっちだなと思って山を登りました。そこそこ人も集まっていることに安心すると、すぐに3兄弟は登場。決してラテンが好きなわけではありませんが、彼らは当たり前に演奏がうまいのです。私的に「ロス・ロンリー・ボーイズと言えば」なギターとベースがそろって横に動いたり、ギターを背中で弾くシーンが観られてうれしかった。そうした魅せるパフォーマンスやステージからの陽気な呼びかけのせいもあってか、人がどんどん集まってきて、終わる頃にはかなりの歓声に。そういう自然な引力を出せるバンドは、本当にフジ的だなと思います。本編終了後にはほんの少し時間が余ったのがわかったのか、「もう1曲やっちゃう?」という感じでプラス1曲。ヒットアルバムを持つグラミー受賞者で人柄もよい。この3兄弟のお母さんは本当に幸せだろうなと思いました。

ヘブンで名曲’Heaven’を聴き、晴れていたおかげで普段は大急ぎで食べるヘブンのピザをゆっくりと楽しむことができ、とてもよい夜でした。ヘブンの夜にステージ側からお店方面を見るのが好きです。人里離れた森の中みたいな、というか実際そうなんだけど、人知れずな集落っぽい感じが好み。雨だとげんなりだけど、晴れだと本当に素敵でした。

ストーン・ローゼズ開始少し前にグリーン付近まで戻り、この隙にと空いた物販で欲しいものを全購入。
ストーン・ローゼズは最初の4曲程で退散しました。私はストーン・ローゼズを通らなかったもので、彼らに対する知識は普通の音楽好きと同等レベルしかありません。ギターは素敵だと思いました。しかし…、どうか凡人の戯れ言だと思って無視してください。素直に言います。イアンの歌唱力はあれでいいんでしょうか。UKの有名どころは楽器を持たずに歌一本の人が多いですよね。そして、それぞれがかなりうまいですよね。イアンはあまりうまくないですよね?皆さんがかつて心を掴まれたものはフロントマンにあるのかないのか。本当にわかりませんでした。私はそんな程度なので、余裕をもってジェームス・ブレイクに移動。

22:20 James Blake
リキッド以来久しぶりのジェームス・ブレイク。しかも、狙っていたホワイトでのライブが実現しました。涼しい顔をした天才は、普通に暑い苗場の夜にも春物っぽいコート姿で登場です。挨拶と曲紹介で、簡単ではあったものの、結構な量の日本語をスラスラ話していました。やっぱりかなりお利口っぽい。まだ曲が少ないので、セットリストは前回とほぼ同じ。アレンジに少し変化も見られました。’CYMK’ ‘In Case of You’ ‘I Never Learnt to Share’をはじめ、どの曲もがフジでも絶品でした。ただし、リキッドの時よりも少しだけおとなしい気がしました。モニターに映る表情を見て思ったのは、緊張していたか、それとも暑すぎたか。流れ落ちる汗を見て、だったらコートを脱ぎなよとも思った。または、リキッドの音が良すぎるのかもしれません。アルバムを聴いただけでは静かなエレクトロと勘違いしがちですが、せっかくの完成された美しい世界を潔く破壊して再構築する、そこが彼の好きなところです。才能のある若者、またはミュージシャンとくくると簡単ですが、ジェームスの場合は異次元から来たような不思議な何かをもっていると思っています。広いステージに3人分の機材だけが置かれた、シンプルで限りなく暗く青いホワイトステージは、深海のような雰囲気でもありました。もっとアルバムを聴いて、ライブを観ないと、何が彼特有の凄さであるのかははっきりと言えません。そうやってずっと観ていきたいアーティストです。本人は武道の選手よろしく深々とお辞儀をして去るような、朗らかで礼儀正しい若者なんですけどね。

日焼け具合はこの日がmax。うっかり髪の分け目を日焼けしてしまい、触ると痛かった…。次の日に分け目を逆にしたことは言うまでもありません。しかも本日、その日焼け部分の皮がむけていることを発見し、しばらく長身のイケメンには会いたくないと思いました。砂埃のフェスの感覚も長いこと忘れていたので、喉もやられました。雨には恐ろしいほど順応した私たちなので、おかしいことにたまに晴れると一瞬戸惑います。それでもやっぱり晴れはいい。ビール屋さんの売り上げは例年の数十倍だったろうなと想像しています。腕もしっかりリストバンド焼けです。


Ed Sheeran at Green Stage


Owl City at Green Stage

Boom Boom Satellites at Green Stage


Los Lonely Boys at Field of Heaven


James Blake at White Stage

—–
Here is my wrap-up from 1st day of Fuji Rock 2012. Contrary to all expectations, all the festival dates were sunny and brilliant weather! We really had great times without rain jacket and rain boots. Thank you very much, God of Mt. Naeba! I saw Ed Sheeran, Owl City, Boom Boom Satellites, Los Lonely Boys and James Blake. They all performed greater than I expected. But only Owl City, this was 3rd his gig for me, I’m afraid to say that his performance is getting worse. In other words, he completely lost his way. He’s still young (I’m not joking), so I hope he’ll find his own way soon, instead of following someone really cool.

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