Most sold foreign artists’ CDs & DVDs among female 30’s at Tower Records

『今、30代女性に人気の洋楽アルバムは?』という気になるメルマガが来たので開いてみました。

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以下、10位までのランキングです。

No.1 ワン・ダイレクション『フォー:アルティメット・エディション(完全生産限定盤)』¥2,592


本が付いた豪華版らしい。

No.2 ワン・ダイレクション『ホエア・ウィー・アー ライブ・フロム・サンシーロ・スタジアム』¥2,249


いわゆる“日本のおやじ”の耳で聞くと、ホエアと聞こえるそうです。たぶん。ちなみにこちらはDVD。

No.3 テイラー・スウィフト『1989~デラックス・エディション(DVD付)』¥2,625


DVDが付いた初回盤が人気のようです。昔ネタとして観に行きましたが、正直なところ仲良くなるタイプの女性ではありません。

No.4 コールドプレイ『Ghost Stories』¥1,457


これは好き。前にメモしたとおり。『Ink』が流れると胸キュンします。

No.5 オーケー・ゴー『ハングリー・ゴースト』¥2,484


昔買ったことはあるけど、ビデオがおもしろいだけでは買うまでいかないタイプです。

No.6 ラグワゴン『Hang』¥1,537


ハングでこのジャケって、ストレート過ぎる!この辺は本当に40歳くらいの人が買っているのではないでしょうか?

No.7 シー・アンド・ヒム『Classics』¥1,548


ズーイーはかわいいけど、私にとってはそれだけで十分。

No.8 フー・ファイターズ『Sonic Highways』¥1,360


これも本当は初回限定の紙ジャケ盤が人気のよう。限定盤をみなさんよく買うんだなと感心しました。

No.9 ストラング・アウト『Top Contenders: the Best of Strung Out』¥991


ベスト盤にはなかなか手が出ない私です。

No.10 ニッケル・バック『No Fixed Address』¥1,280


枚数がわからないから何ともいけないけど、意外と売れていてびっくり。だって、このランキングの対象は女子ですからね。

私はたったの1枚しか持っていないようです。なんだか。

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I got a promotion email from Tower Records today. I opened it because it features most sold CDs by foreign artists among female 30’s last week. Unfortunately I only have Coldplay’s latest album. Funny.

Calvin Harris ‘Motion’

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もう冬だなんて言ったけど、私はまだカルヴィン・ハリスの『サマー』から抜けられないでいます。

カルヴィン・ハリスなんて出来過ぎた名前だなと思っていたのです。ステージネームなんですね。暑くも寒くもなく、無風の、朝でも夜でもない時間。そんなイメージをもっていました。この名前を自分にあてがえるだけでも相当のセンスだと、私は思います。

彼のアルバムでは、本人が歌っている曲が好きです。収録曲のほとんどが豪華なアーティストを起用したものなのにごめんなさい。『サマー』もそうです。あの少しつぶれた、気まぐれそうな声が、曲を特別にしていると思うのです。何が好きって、メインのメロディに決まってます。爽やかな高揚感。夏って、いつになってもあっという間で特別な時間なんだなと。だって、みんな同じような歌詞を書いてますからね。だけど、それでいいんです。そういうものなのです。

他、フィーチャーしたアーティストの曲は、それはもう派手で耳がおっとなります。Ellie Gouldingの『Outside』が好きだなぁ。後はJohn Newmanの『Blame』、Hurtsの『Ecstasy』と歌なしの『Slow Acid』。このアルバムに限ってはグウェンもHaimも引っかかりません。

ジャケもきれい。だけど、一度「顔なしみたい」って思っちゃうとそうにしか見えなくなります。

⇒もう夏にはさよならしなくちゃね Motion ¥1,659
⇒こっちも好き 18 Months ¥1,487

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Yesterday I posted like winter is approaching. But to be honest with you, I’m still in love with this album, especially with the song ‘Summer’.

Tycho ‘Awake’

Tycho
聴く度に脳の有害物質を出してくれてそうだと思うアルバムがあります。イライラしている時に聴くとどうでもよくなっちゃうような。何も聴きたくない!という時でも、聴くと感情を中和してくれるような。ひとつはKishi Bashiの『Light』、もうひとつは今日のタイコというアメリカ人がリリースした『Awake』です。

サンフランシスコをベースに活動するスコット・ハンセンさんのプロジェクト。このアルバムは4枚目だそうです。アンビエント、エレクトロ、ドリーミーとインストクラブ系ではあるのですが、いい意味で何度も洗ったTシャツを着ていそうな、なんというかオーガニックな雰囲気がいっぱい。自然に存在する良い香り、気持ち良い風、適度な日差しと気温、そういうものをどの曲にも感じられます。ヘルシーということでしょうか。無理なく脳に染み込んでいく、瑞々しい音楽です。

デザインや写真なんかも手掛けているらしく、そちらの時にはISO50という名前を用いているようです。ミニマルデザインとアースカラーがお好きなのかしら。彼のサイトやジャケットのような洗練された色使いも身に付けたいなと思います。

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いい景色。

全編を通して、なんとなく聴くのがおススメです。その過程でピクっとなるのは…

‘L’ KEXPのライブ映像がかっこいい!本人はライブではギターやシンセサイザー担当なんですね。メンバーもまたおしゃれさん。

‘Dye’ 中盤からのちょっぴりトゲがあるメロディがお気に入り。

‘See’ つい見入ってしまうPVです。PVの方は主演の子がもう少し肉がある感じだと尚良しかと思いますが。ビデオを作るだけあって、派手めでメリハリがある曲。私が好きなギター音に、ちょっとメルヘンなシンセサイザーが絡んで、物事が丁寧に進む。こういう感じ好きです。ここまでの3曲でぐっと盛り上げる感じが好きです。ビデオは変な…終わり方。

私は、こういう音楽にいわゆるヒーリングや癒やしを感じます。癒やしとは修復と同時に活力を生むもの。ポジティブな感覚がなめらかに湧き起ってきました。

タイコクラブに来てるんですよね~。ホント、ツボを押さえてるイベントです。

ボーナストラック付の方が微妙に安い ⇒Awake(ボーナス・トラック収録 / 解説付き) ¥2,034
アナログは在庫がないようです。

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This album by Tycho, San Francisco based Scott Hansen’s project is my favorite. I’m becoming a fan of his sophisticated graphic design.

Royal Blood ‘Royal Blood’


‘Little Monster’を聴いてホワストかと勘違いしたと、前にメモしたと思います。本人たちがたいしたことなかったら、伝説的バンドたちの「二番煎じ」「なんちゃって」と言われて既に消えてしまっていたかもしれません。でも、そうならなかったので結構いけるのかなと、今は期待をしています。

一旦アルバムを聴くと、“ビンテージ、マイラブ”なジャック・ホワイトを彷彿させるのは甲高い声とドラム x ギターというバンド構成くらい。ロイヤル・ブラッドはもっとダークでした。‘Out of The Black’なんて、あえてジャックで言うならデッド・ウェザーが適格。‘Figure It Out’や‘Come on over’の単調なギターあたりからは宣伝されているとおり、レッド・ツェッペリンのかけらというか、全盛期のウルフマザーまたはカムバックした“鼻から象”ことデス・フロム・アバブ・1979風味を感じることもできます。熱さや勢い的にも。

だけど、そんなことを言われてもライブに行こうとか、買ってみようなんて思いませんよね。先日、彼らを猛プッシュする2000字程のルー大柴調の記事を見つけたのですが、ほぼ全編が解読不能でございました。勢い任せで意味不明な言葉を並べて素晴らしいのはルー大柴本人くらいなものです。ただでさえルックス最重視な国でルックスがイマイチなバンドを推すのですから、宣伝文にも注意が足りないと思っているより大変なことになります。

2000字中「へ~」と思ったのは、“2013年のグラストでアークティック・モンキーズのメンバーが彼らのバンドTを着ていたことから話題になった”という1行だけでした。Tシャツがありえないくらいかっこよかった可能性もないとは限りません。アー猿を好きな人にドンピシャかというと、そんなことはないです。ロイヤル・ブラッドが女性のファッション誌に載ることはありませんし、ライブ中に黄色い声援も絶対飛びません。女子ウケゼロだと確信んしています。

ただ、私は最近軽めのダンスポップやまったりしたサーフロックが多かったので、こういうゴリゴリした感じを聴きたかったのです。収録時間も短いですが、感覚的にもあっという間に終わる1枚。最近の愛聴盤です。

ホワストと勘違いした時の話とYouTubeはこちらね ⇒Royal Blood ‘Little Monster’
CDはこちら⇒ Royal Blood ¥1,506
ちょっと安いのもある! ⇒Royal Blood ¥1,336

デジタルが調子に乗って高い値段を設定しているのか、CDがぼったくっていたのか、個人的には価格設定に大きな疑問を抱くもののひとつ。すべてを凌駕するミュージシャンとリスナー目線の解決策が欲しいものです。

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Royal Blood will hits the town next year. Good good. I’ve been missing this kind of rock music so long!

James Blake ‘Overgrown’


アルバムを聴いている間にふと頭に浮かんだのは、「XXは知っている…」で思い出すネスカフェのCMでした。私の妄想では、飲んでるのはジェームスその人。

輝かしいデビューアルバムについてメモったまま、ライブに感激すること2回。EPと新譜を放置したまま随分時が経っていました。先日、アマゾンで安く売られているのを見つけた時に「あれ?メモしてなかった?」と思い返したのでメモします。ジェームス・ブレイクの『オーバーグロウン』。好きなタイトルです。

相変わらずいい声してます。ダブステップのシンガーソングライターです。変な表現かもしれませんが、そうとしか言い表せません。今作でもまた、端正な音楽を紡いでくれました。名曲『CYMK』に見られるような突き刺さるような音は影を潜め、今作は広く深く柔らかくゆったりとした世界観を基調としているように思いました。だから、“上質を知る”でお馴染みのコーヒーのことを思い出したのでしょう。

1曲目の『Overgrown』からやられました。♪I don’t wanna be a star, but a stone on the shore…の絞り出したような頼りない声。そうそう。彼は、無音状態すら待ち遠しくさせる人でした。ライブ会場に音が無くなったその時、彼とバンドがどんな顔と動きをしているのかを知っている今となっては、目の前にいなくても簡単に想像できます。深い青のライトの中、無駄な動きはなし。お客は次がどんな音で、どんな昇華のさせ方なのかを固唾を飲んで見守る感じ。あの無言のコミュニケーションがとても好きです。

音楽家でありながら建築家のようでもあります。デビューアルバムでは、音が繊細に緻密に積み重ねられた様に感激し、そのひとつ一つを紐解くようにじっくりと探ることを楽しんだのですが、私もやっと次元を越えられたのでしょうか?ジェームスという人を、音を発する人ではなく空間を想いのままに操る人と感じるようになりました。緻密さは増しているのに、ずっと余裕があります。

今回もまた心に残る曲ばかりなのですが、今一番気に入ってるのは最後の『Our Love Comes Back』です。静かな山か湖近くの家で、爆音で聴けたら幸せでしょう。アルバムから発されるものすべてを独り占めしたい。ジェームスを一家にひとり所有できたら最高でしょうね。ぽろろ~ん♪とピアノを弾きながらご機嫌で鼻歌を歌っているかと思ったら、『Digital Lion』みたいな地を揺らす音が聴こえてくる。こういうのって素敵だなと思います。

ほうら、値段が600円ほど上がってる ⇒Overgrown ‘¥1,597′

(余談)
ネスカフェのCMが衝撃的なご長寿CMであることを、今知りました。1970年にスタートして、ブランド変更されるまで40年間続いたみたいです。私の記憶に残っているのは、1993年の宮本亜門、1994年の錦織健、1996年の石丸幹二。特に最後の印象が強烈です。CMの元々のテーマは「違いがわかる男」だったそうで、昔のコーヒーのターゲットは中年男性だったのかと、そして現代では「男女差別!」と言われて路線変更せざるを得なかったんだろうな~と考えてしまいました。

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If I could take summer vacation, I would choose to go somewhere quiet. Near the woods or a lake would be great. And this album, this could be a must-bring music. Love JB, his music, band mates, and everything he brings out to us.