Lana Del Ray ‘Born to Die’

今更ですが、いい物はいいのでメモ。 購入後に大して聴くこともなく放置されるアルバムがある一方で、何度も何度も聴いてしまう物もあります。ラナ・デル・レイはここ数年間における愛聴盤のひとつ。またしても?なラインナップを吐き出し続けるフジに、ぜひ出演していただきたいミュージシャンです。 とびきりキュートでゴージャスなルックスがまず好きなのです。それでいて、声は低くて太い。衣裳も自身がもつ世界にぴったり合わせてスタイリングして、憂いを含んだストーリーをダイナミックに描きます。ソフトフォーカスのフィルターをかけたような、柔らかく淡い色調や光でいっぱいのビデオもセンスよし。こういう雰囲気の映像はおしゃれ系のあれこれでよくありますけど、美人がメインだと断然締まります。’National Anthem’のビデオが素晴らしいのです。J.F.K、ジャッキー、そしてマリリンに対する彼女的な解釈が興味深く、それをあの完璧なビジュアルで仕上げる。最近少ない気がします。 ヴィンテージポップ、がふさわしいと思います。品がよくて、古くさくない。大御所の貫禄すら感じる太めのボーカルに、時折りロリータ声を混ぜ、はっちゃけた打ち込みやラップを敷き詰める。そのさじ加減が絶妙なお嬢さんです。ドラマティックな’Dark Parade’も好き。あー、いいな、いいな、この曲も好きなのよと思っている内に、ラストの’This Is What Makes Us Girls’に来てしまいます。そう、この最後の曲がまたいいのです。彼女のことだから、静かに暗く終わるのかと妄想していたのに、ガールズ讃歌なのです。映画のいいエンドロールを観ている気分になります。「もう終わり?もっと観たい!」という感じ。 フジに来て欲しいと言いましたけど、彼女は実は結構いる“日本に来ない欧米人”のような気がしています。ケイト・モスしかり。ヴィクトリア・ベッカムしかり。あらら、日本はお嫌いかしら?みたいな人のことです。一度くらいは観たいんですけどね。 —– Lana Del Ray is one of my favorite female musician!

Fun ‘Some Nights’

さ て と 。 フジロック用バンドのアルバムメモを増やしましょう。トリ時間のグリーンと疎遠になって、早何年。最後をグリーンで終えたのが何年だったか?どのバンドだったか。思い出せません。今年も同じように、ホワイトで終わりで空っぽのグリーンを横切ってオアシスでご飯、そんな3日間になるはずです。それでも行くのです。今年は特に。かつてのベン・フォールズ at グリーン級の豪雨だったら?テレビでも観てますわ。そんな感じ。そんな風に違う方向に気合いが入った今年は、何年かぶりにたくさんCDを揃えて、しっかりと予習をしようと思います。 さっさとフルラインナップを発表してと文句を言いたいですが、とりあえずこのバンドから行きましょうか。フェニックスの引用ではないけれど、アメリカ人でもないのにグラミーを授賞を“良い”の基準にする必要はなさそうですが…。とりあえず、そういう枕詞を付けてもいいアルバムでしょう。クィーンのような、だけどフレディみたいな灰汁の強さは感じさせず。ミーカのような、だけど彼のようにアクロバティックではなく。伸びのあるボーカルと、絶妙なさじ加減でおもちゃ箱をひっくり返した感じ。ファンの曲が流れてダンスダンスしても、PTA様が目くじらを立てることない健全さ。かなり気持ちがいいアルバムです。 出だしの’Some Night’で、聴衆は薄ら笑いを浮かべてジャンプジャンプするのでしょう。続いて、私が好きな’Carry On’。シリアスな雰囲気だけど、歌詞のひとつひとつを大切に聴くと、不思議と元気がもらえる感じがあります。「どん底でも続けろ」と言われても、ムカっときません。で、’Carrry On’というタイトルの後に’It Gets Better’、’All Alone’の後に’All Alright’と続けるセンス。マゾ、ではなく策士ですね。他にもアンセム的な歌詞やメロディが盛り込まれていますが、「たかがバンドが何言ってんだ」と聞き手をイラつかせる要素がないのが不思議です。素直になれます。 あらゆる面において、テクニック云々…は感じません。素直なコード進行とノロマでも乗れるリズム。かつてエンタメ制作の勉強をしていた頃、「ビジュアルエフェクトやBGM を見たいんじゃない。ストーリーを見せるのが仕事だ」と言われたことを思い出しました。滑らかに景色が進んで、あっという間に終わる。最近なかなか現れない、とてもストーリーテラーなバンドです。 広々、のびのびと観たいものです。 —– Let’s start Fuji Rock marathon! We still have three more months. So learn the artists and make your fun time much more fun! Yes, the first band is Fun!

Tame Impala ‘Lonerism’

サイケは好きだけど、サーフはそれほどでもない。だけどテイム・インパラは好き。特にジャケ。あとはなんだろう。やっぱりオージーということで、全体に漂う独特な時代遅れ感でしょうか。 デビュー作で大成功した彼らは、このセカンドではどこかの媒体で年間ベストアルバムに選ばれるまでに大躍進。大衆紙でもてはやされるタイプではないのに驚きです。だって、ものすごくやりたい放題。1作としてのまとまり具合で言えば、ファーストの方がよっぽど玄人っぽかったと思う。勝手に始めて終わってるんですね。盛り上がりの最高潮をどこに設定したのすら把握するのが難しい。だけど、その自由な空気の中を泳がされるのが気持ちいいのです。’Mind Mischief’とかね。 それから歌詞。私が歌詞をいいと思うのは、ぼんやり聴いている最中に「あらっ?」という感じで物語を追いたくなってしまう時です。メロディと歌詞がぴったりと溶けているのが好きなんだと思います。今作でそれを感じたのは’Keep On Lying’でした。これがまたイントロなしで歌開始のくせに、フェードインをするという勝手な1曲。歌い出しが消えてます。 All I give are little clues Maybe one day I’ll get through There is nothing I can do I just keep on lying to you I only need to say it’s true Already knew But there is nothing you can do I just keep on lying to you ミニマリズムを突き進んでいます。与えられたものが少ないと、想像するものは多くなるものですね。私の頭にはいろいろな景色が浮かんできます。レイヤー数が多そうなメロディとシンプルな歌詞。その対比も好みなんだと思います。 […]

10 albums that made me stop buying without concerning quality

お盆期間中に、CDを始めとする「母:この荷物はいつ持っていってくれるの?」系の移行を完了させる計画だったのに仕事でした。お盆は休みでいいですよ。習慣が昔から続いていることにはきっと意味があるのです。それに、本当に節電が必要な状況なのであれば、企業は休みにしなければならないはずですからね。世間の多くの方は今週いっぱいは休みのようで、毎日空いたメトロで快適に通勤しています。

Dave Matthews Band ‘Before These Crowded Streets’

夜、1人でCDをバンドのABC順に並べて付箋を貼っていたら熱中してしまい、気づいたら夜中になっていました。しかも荷物を開けた日に気づいたのですが、全然全部じゃなかったのです。ないアルバムがたくさんあります。後はどこにしまったんだろう。おかしいです。本格的に実家を探さないといけません。

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