In my head radio: The Black Keys’ lost 11 years (Japan exclusive) and 14 favorite songs

blackkeys
ブラック・キーズの失われた11年(日本限定)

こんな限定いらないです。呼び屋さんとかってマーケットを作っているつもりでいるんだろうけど、いち音楽ファンから見ると純粋な墓穴メーカーです。この腑抜けの能無しが、仕事しろと思いましたもん。おっとっと。白文字に反転でもさせて見えないようにしておかないとですね。

ブラック・キーズが来日します。私が思う、まったく日本に来ないバンドのひとつ。『11年ぶり!』って、そんな失態もあなたがたの手柄です。しかも、その11年前の来日とはつまり、人がいないレッドマーキーのことですよね?そんな失態もあなたがたの手柄です。お陰様で私ももう9年は観ていません。その間にバンドは結構、形を変えたように思います。

はて、どうなのか?今日は自分へのおさらいの意味も込めて、全アルバムから好きな曲を引っ張り出してみたいと思います。ファーストアルバムから行ってみましょう。

1. ‘I’ll Be Your Man’

まずは、2002年のファーストアルバム『The Big Come Up』から。実は、このアルバムは他のアルバムに比べるとそこまでお気に入りではありませんでした。意外と少ない”ファーストアルバムがすべてでなかったバンド”ということになりますね。ブラック・キーズと言えば~な要素は揃っているけど、圧倒的にこじんまりしてるし、まだ何かを隠し持っていた感じ。この時、彼らはまだ23歳でした。

2. ’Set You Free’

2003年のセカンド『Thickfreakness』は、何度聴いたかわかりません。ジャケも良い。メンバーも拠点も変わっていないのに、たった一年の間に何が起こったの!と叫ばずにはいられないほど、渋い声、渋いギター、一人力だと思えないドラム、すべてがスケールアップしました。彼らの場合、この頃は確か地下室だかでの収録でしたが、ガレージロックのDIY感をヒリヒリと感じます。CMや映画『スクール・オブ・ロック』でも使われて人気曲となりましたね。

3. ’Everywhere I Go’

これもセカンドアルバムから。キャンプファイアーを囲んで歌うような、こんな曲もブラック・キーズらしいです。ダンの声が深い。

4. ’When The Lights Go Out’

サードアルバム『Rubber Factory』は2004年だそう。精力的にリリースを続けるバンドです。この1曲目、痺れませんか?ジャケは確か、彼らの故郷のオハイオ州アクロンのタイヤ工場跡地だったはず。彼らはここを買い取ってスタジオにした、みたいな話だったと思います。アクロンってどんな町?と思うでしょう。グリーの舞台だったライマもオハイオ州の寒村。きっとあんな風にのんびりしたところだと思います。

5. ’10 A.M. Automatic’

私は、この曲がブラック・キーズ全曲中で一番好きな気がします。そして、この時のライブでTシャツを裏返しで着ていたこともよく覚えています。たぶんおしゃれでやったのはありません。本人を含めた誰も気づいていなかったからです。

6. ’All Hands Against His Own’

ライブで痺れる曲。やっぱり、このアルバムはいいな~。

7. ’Girl Is on My Mind’

ライブで悶える曲。ご想像どおり、この時期に悶えている多くは男性ファンでした。

8. ’The Lengths’

これをカバーする素人ギター愛好家が多かったと思います。

9. ’Just Got to Be’

ここから4枚目の『Magic Potion』。2006年リリースだったのか~と、今唖然としました。今思えば、このアルバムはふたりぼっち時代の最終章で、最良形。パトリックの弟がグラフィックデザイナーでこの辺のアートワークを手掛けたとか、DIYなビデオ制作の裏話とか、パトリックが別のバンドを始めたとか、メディア露出も多くなっていた時期です。

10. ’Your Touch’

そういえば、この卵ジャケのLPかEPかが渋谷のHMVで叩き売りされているのを見て、ひと山買ったような気がします。売れ残っていることにイラッとしたのでしょう。現在、実家に転がっているはずなので、気まぐれで誰かに差し上げるかもしれません。ここまでのブラック・キーズは、アナログで聴く方が味があって良さそうです。

アメリカのファンにとっては、バンドの風貌とDIY精神もあってか“メジャーではないけど、誰もが認めているバンド”としてお馴染みになっていたと思います。ただし、ふたりからは危うい空気を感じていました。元々、小さい町の近所に住む幼馴染だったし、プロデューサーを付けずにふたりぼっちで全部を行ってきた分、音楽的に行き詰まっていたようです。これはダンが後日談として語ったのをどこかで読みました。

そして、デンジャー・マウス起用へとつながるわけです。

11. ‘Remeber When Side B’

『Attack & Release』の発売は2008年ですね。縦にも横にも広げる必要があったのでしょう。ただし、このアルバムはかなり聴いていないです。あえて言うなら…レベルでしか語れません。だって、もう来る希望がなかったのです。久しぶりのアップテンポ曲なのですが、かつてのようなザラザラトゲトゲした雰囲気は感じられなくなっています。

次の『Brothers』も同じです。ライブを観ないと、アルバムの印象が固定しないんですよ。この感じをわかってもらえないでしょうか?このアルバムについてのメモはこちらでどうぞ

12. ’Next Girl’

『Brothers』からあえて選ぶなら、この曲です。
このアルバムでは、まさかのインディ、しかも小汚い田舎者の代表者のような彼らがグラミーを獲得しました。グラミー賞が変わり出した時期でもあったので、獲得の決定的な要因は正直なところ不明。力のある選考員に強烈なインディ好きが入ったか、「女性を活用しよう」と決めないと平等に機会を与えるつもりすらない」日本社会と同じような理由だと思います。インディにも光を当てよう、みたいな感じ。まぁ、これらは私の憶測だけれども、長年のファンにとっては功労賞に感じるほど長い道のりだったことは確信しています。

13. ’Gold on the Ceiling’

14. ’Little Black Submarine’

『El Camino』からあえて選ぶなら、これかな…。
後者は、彼らから生まれる音楽には感じませんね。そして、私自身もこの時期には彼らのライブを観るのはあきらめるということを覚えまして…、聴きまくるのを止めておりました。どうせ来ないのに聴きこんでいると空しいのです…。

そして、最新盤『Turn Table』からあえて選ぶなら…。

すみません、まだ買っていません…。理由は前出。
渋いギターと声は変わらない。だけど、角がとれちゃった感じ?音楽も録音も洗練されたからなのでしょう。それと、彼らの第2章ともいうべき『デンジャー・マウス期』を一度も観ていないので、自分にしっくり来ないんだと思います。

とりあえず本日はわかったことは、私が好きなのはデンジャー・マウス以前のブラック・キーズだということ。彼がプロデューサーとしてクレジットされているアルバムは、too デンジャー・マウスなんですよ。お上品な分、生っぽさが消えてしまう。そして、サイケデリック方向になびきます。ただ、ライブはそれほど変わらないと思います。観ていないからわかりません。そういえば、友達がグラミー後に会場もスケールアップした彼らを観に行き、「ライブハウスの方が似合うな」とぼやいていました。(チケットも高額だったらしい) たぶん「スタジオコーストじゃなくてリキッドがいい」と同じだとみたいな感じだと思います。

観る機会がないまま約10年。いつの間にか、ステージではふたりでもなくなっていますね。成長したブラック・キーズにもかつてのような「何、このバンド!」という熱を感じられるでしょうか。

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『デブ、ハゲ、ヒゲは無理』の日本のダメ三原則が薄らぐ日はくるのでしょうか?彼らの場合は、ヒゲ(と全体的なかわいくなさ)。たぶん。

アルバムがたくさんあって、予習が大変です。初期はアナログ購入をオススメします。
The Big Come Up ⇒1,500
Thickfreakness ⇒ [Analog]¥3,019
Rubber Factory ⇒¥1,685
Magic Potion ⇒¥1,415
Attack & Release ⇒¥1,500
Brothers ⇒¥1,916
El Camino ⇒¥1,269
Turn Blue ⇒¥1,180

—–
It was long journey for me. The Black Keys finally comes back to Japan in next April! Because Japanese record label and promoter failed to promote them around 2003-2004, empty Red Marquee of Fuji Rock has been the first and last time for them playing in Japan. But I was lucky enough that I could see them live in the USA! Since then, I am a big fan of them! Great band even though the duo made a big change with Danger Mouse.

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